Azul Introduces Code Inventory The Solution That Identifies Unused and Dead Code for Removal in Production, Saving Developer Time and Money 
Support

May 11, 2016

Azul Systems社、Zulu Embedded にて 32-bit ARM プロセッサをサポート

ハイライト:

  • Azul Systems社は、OpenJDK ベースの100% オープンソース JavaVMであるZulu Embeddedにて、組込みシステムで最もポピュラーなプロセッサである32-bit ARM® プロセッサをサポートしました
  • ARM 32-bit をサポートしたZulu Embedded は、高性能・高品質なJavaSE 互換のJavaソリューションを求める、ハイエンドな組込みシステムの開発者をターゲットとします
  • Zulu Embedded はライセンスフィーを必要としないフレキシブルなプライスモデルを提供し、組込みJavaを展開する際のコストを劇的に削減します
  • Azul Systems社は、組込みの顧客の個別のご要求にミートするサポートとカスタマイズオプションを提供します

TOKYO, Japan, May 11, 2016 (JAPAN IoT/M2M SOLUTIONS 2016) — 先ごろ賞を受賞したJavaランタイムソリューションのリーディングカンパニーである Azul Systems (Azul)社は、本日、自社のOpenJDKベースのオープンソースJavaVMであるZulu Embedded にて、32-bit ARM プロセッサをサポートしたと発表しました。32-bit ARMプロセッサは、組込み市場で最有力のプロセッサアーキテクチャです。Zulu Embedded は、組込み、モバイル、IoTマーケットの製造業者に、100%オープンソース、JavaSE互換、Azul社による認証を受けたJavaプラットフォームを提供します。ライセンスフィーは不要です。2013年の発表以降、Zulu Embeddedは数百万台の組込みバイスに搭載されています。

ARMアーキテクチャは、組込み、モバイル、IoTの分野で最も普及しているプロセッサです。Javaは世界で最もポピュラーなプログラミング言語で、開発者は900万人とも言われており、30億台以上のJavaデバイスが出荷されています。Zulu Embeddedは、100%オープンソースで、Java開発・発展の場となっているJava CommunityのプロジェクトであるOpenJDKをベースにしています。Azul社のZulu Embeddedは、個々のデバイスやサービスの要求に添えるような、Java SEに準拠したパッケージビルドが可能です。個々のビルドはJava Community Technology Compatibility Kit(TCK)を使ってAzul社により検査され、最新のOpenJDKのバグフィックスとセキュリティパッチが適用されます。現在、Zulu Embeddedは、32/64-bit x86プロセッサに加え、ARM v6、v7、32-bit v8アーキテクチャをサポートしています。

工業分野における展望

Dominic Pajak氏(ARM社 Embedded Segments, Marketing Director)のコメント「高性能32-bit ARM プロセッサは、自動車、テレビ、ゲートウェイ、決済システムなどにおいて、さまざまな組込みサービスを供給します。Zulu Embedded のようなOpenJDKベースの製品は、Javaの開発経験を大きくエンハンスし、ARMエコシステムに広範な選択肢が加わります」

Billy Anders氏 (Microsoft社 Director of Program Management for Windows IoT)のコメント「Zulu EmbeddedのARM32サポートに期待しています。Microsoft社とAzul社によるWindows IoT Coreへの最新JavaとOpenJDKのサポートは、Java開発者に、Windows IoT ボードだけでなく開発言語の選択も可能にしました」

Dinyar Dastoor氏(Wind River社 General Manager of Operating Systems)のコメント「オープンソースJavaVMとして、Zulu Embedded は、Wind River LinuxとWind River Pulsar Linux Platformに柔軟性をもたらしました。Azul Systems社は、Wind River Linuxの顧客が様々なプロジェクトに迅速かつ簡単に取り組めるようなきっかけを創出し続けています。今回の32-bit ARMプロセッサのサポートが、そのひとつです」

Mike Milinkovich氏(Eclipse Foundation Executive Director)のコメント「Azul社は32-bit ARM上のJavaをより入手しやすいものにしました。 Zulu Embeddedの32-bit ARMサポートにより、我々のようなJava開発者の世界的なコミュニティである我々は、OpenJDKの最新の進歩を取り入れた、Azul社のJava実装の優れた品質を確信しています」

Christian Renaud氏 ( 451 Research Internet of Things Research Director )のコメント「Internet of Things サービスには、Azulが32-bit ARMアーキテクチャのサポートで可能にしたような、エッジコンピューティングのための低コストな性能が必要です。Zulu Embeddedによって、Azul Systems社は、来たるべきIoT社会とJava開発者のコミュニティをつなぐ戦略的な架け橋を構築しました」

Scott Sellers氏(president and CEO of Azul Systems)のコメント「ARMは世界で最も普及しているプロセッサアーキテクチャです。また、Javaは世界で最もポピュラーなプログラミング言語です。ARMとJavaは自然にフィットしますが、ライセンスコストと使用上の制約が、大量に供給するデバイスにおけるJavaの採用を鈍らせていました。Zulu Embeddedの32-bit ARMサポートは、組込み、モバイル、IoTデバイスの開発者とプロダクト管理者に、旧来のJavaVMを100%オープンソース、Java SE互換のものに差し替えることを可能にします」

お問い合わせ

[email protected] (アーリーアクセスについても、こちらからお問い合わせください)

www.azul.com/zulu-embedded.

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Azul Systems社について
@azulsystems

Azul Systemsは、工業分野で唯一のJavaとJavaVMを専門とする会社です。エンタープライズ、組込みコミュニティ、IoT向けに、認証付きJavaランタイムを供給します。Zingは、エンタープライズJavaサービスに特化したJavaVMで、低レイテンシ、高トランザクションレート、大規模ワークメモリ、レスポンスタイム保証の要求に応えます。ZuluはAzul社の認証付きJavaVMで、OpenJDKの100%オープンソースビルドです。フレキシブルなサポートオプションと、エンタープライズ、組込みシステム向けのコンフィグレーションを提供します。Zulu Embeddedは、Azul社のIntel x86 および ARMベースプロセッサ 向けJavaVMで、OpenJDKの100%オープンソースビルドです。カスタムコンフィグレーションとロングライフサポートを提供します。さらなる情報については、www.azul.com をご確認ください。

Azul Systems、Azul Systems社のロゴ、Zulu、Zing、ReadyNow は登録商標です。Java、OpenJDKは、米国、その他の国々における、Oracle Corporationと関連会社の登録商標です。その他のすべての商標は、それらの所有者の財産です。